
前記事と同じコマ、 これは・・・

イワツバメが、 胸辺りというか 首元というかを 羽繕いしているところ。
頭は、 頭頂部が見えていて、 嘴は 胸元の羽毛の中で “顔のパーツ”的なものが 殆ど見えていない、という体勢。
イワツバメは 電線などの足場にとまる機会が少ない傾向。
その分、 「とまって 落ち着いてやった方が良さそうな...」に思える行動を 飛びながらやったりする。

上コマとは別テイク。
左脇辺りを 羽繕い。
『イワツバメが 飛びながら羽繕いしている』のを写す『だけ』なら、 稀というほどでもなく できても・・・
小さな鳥を鮮明に写せる距離は、 大砲レンズでも、 一般で想像されるらしい感覚とは“リアルに桁が違う”位の ほんの近くだけ。
その限られた空域の中でも 光が良い位置で、動きの向きも良く、と 多くの条件が揃う機会には、 なかなか逢えないもの。
もちろん、 不規則な動きを捉えて、 被写界深度がとても薄いピントも合うのが 絶対条件。
そこに、 動きの形も良いタイミングに 光が良く入って、まで揃わないと 最低限の体裁にもならないのが 写真の厳しいところ。