中コマは 上下コマより画角が広い。

見つけた虫に向かって飛んで行く...

狙っている虫に近付いた...が、

『まだ』虫まで遠かった次コマでは、 『もう』捕食した後に...
小さな虫は、 口に入った瞬間以降になると、 もう捕食対象として 写らない。
捕食シーンを見慣れている感覚では、 このタイミングの 特徴ある形が写っている...とは いっても、 伝わり難そう x x x
“量産型カワセミ写真”のような 「捕食した瞬間」名目で使える可能性があるタイミングが長くあるネタとは 事情が違う。
このテイクでは 連続したコマがあったので、 モニターで見る前提なら 分解写真的には使えそう。
でも、 プリントでは 見え方の事情が違うので、 虫も写っている事実の視認性が弱すぎて 使い難いイメージ。
捕食シーンを捉えられた...ような、でも 結果の成果は...の、 よくある 残念なパターン x x x
単写真で「捕食する瞬間」を感じる画になるのは、 0.01秒とかの シビアすぎる一瞬だけ。
「いつ」「どこで」あるかもわからない“その瞬間”は、 タイミングを狙って捉えられるようなものではない。
秒間10コマ連写は 0.1秒間隔、 秒間20コマなら 0.05秒間隔、 ・・・
そのレベルの刻みでは、 連写した中から タイミングの加減を選べるものでもない。
もちろん、 タイミングが合っていても “その1コマ”がピンボケなら 即ボツ。
そんな、 写し手の能力ではコントロールできない部分は、 テイク数を多く写して「当たり」が出るのを期待するしかないところ。