
飛ぶ鳥が『写っている』だけで良いのなら、 少なからずの種類は 相応の機材さえ使えば 誰にでも写せる時代、とはいえ・・・
好条件で写すには、 “状況なりの動き”で “光との関係”も速く変化し続ける組み合わせに対応する必要がある。
その複合が良く揃うタイミングが 実際に見える前に判断して行動できる感覚も、 重要なスキルの1つ。
黒っぽい被写体を 質感がある写真に捉えるには、 中間的な色調と比べて、 光の扱いに難しさがある。
これは、 光が少し悪かったのも 明瞭に判断できることでもある。
そこがシビアな被写体で 良い光が“見える”ようになれれば、 少々ルーズでも影響が軽い種類は もっと簡単にできるようになる。
そして、 シビアで難しい...といっても、 カラスほどタイトではない、 ほどほどの加減で 手が届き易い。
光の扱いの部分でのスキル上達への“水先案内”をしてくれるように使える種類、ともいえそう。