ちょっと前の 「山の日」の分。
「山の日」だけに オオヤマトンボ・・・ は 来る機会が少なく あまり良い動きもしてくれなかったので、 また ギンヤンマで。
現代のデジタル環境では、 トリミングの自由度が とても大きい。
だから、 フィルムの時代の要求と比べれば ずっと小さくしか写っていなくても、 実用上は万全に使える画が得られる。
トンボの飛翔写真を「写したくても写せない」向きには 通じ難いかもしれないながら・・・
ギンヤンマの こういう画なら、 狙える状況に当たりさえすれば、 大量入荷になる。
この時は AF任せで写せる状況だったので、 なおさら気軽。
ピントは鮮鋭でも、 角度が... タイミングが... のコマは バッサリ消去しても、 まだ無駄に たくさん残りすぎる。
AF任せで写せる場所が身近にあるか、というところは、 それぞれの周囲の状況によって事情が違う。
でも、 MFで狙うのも、 MFフィルムカメラの時代から動体撮影で使われてきた基本技術の練習の繰り返しみたいなもの。
それが、 フィルムで写すには コストでも手間でも非現実的すぎるコマ数を切れるのだから・・・
実際、前々回に載せたギンヤンマの日の分は、 全て MFで写したもの。
継続的に飛んでいる状態を写すことでは、 ギンヤンマは、 昆虫では“一番”級に 飛翔写真を写し易い部類の種類かも。